<第20回>品を演出できていますか

服と装いの威力を高める3つのセルフチェックをしませんか?

服と装いの威力を高める3つのセルフチェックをしませんか?

「人の印象の専門家」の吉武利恵です。

「令和」と新年号も決まり、5月は新しいスタートを心地よく始めたいですね。清潔感や清涼感、品のある印象は好印象です。清潔感や清涼感、品を演出するためには服装選びは欠かせません。

普段、何を基準に服や装いを選んでいますか?

ビジネスシーンでの服装は「戦闘服」といえます。服装選びも1つの戦略として考えるのが印象マネジメントです。

特に、ビジネスシーンでの装いの威力は大きく、信用力や説得力をアップさせます。有能に見せるだけでなく、ばかにされない、軽く見られないという効果もあります。これは自分の価値を正しく相手に伝える手段の1つです。正しい評価を得ることにより、経済的な向上を得られる確率が上がります。

あなたの仕事や役割、専門性、能力が外見から相手に伝わる装いをしていますか?

服や装いは、社会との関わり方や他人との関わり方に大きな影響を及ぼします。装いの威力を最大限活用しないのはもったいないと思いませんか? 今回はビジネスでの服や装い選びについてご紹介します。3つのセルフチェックを用意しておりますので、ぜひ、印象マネジメントの参考にしてください。

初めに、あなたの理想の印象を棚卸ししてみましょう。

理想の印象BEST3

人は何のために服を着るのでしょうか? 第1の目的は、体(命)を守るためですが、その次はその人の服や装いに対する価値観により異なります。

自分の価値観に合った服や装いは、自分にとって心地良いものです。しかし、その日のビジネスシーンにマッチしていない場合や、相手に違和感を与える場合は、「戦闘服」を間違えて着てしまっていることになります。服装の価値観には大きく5つのタイプがあります。どれを重要視し、どれを軽視するかは、価値観によりさまざまです。

(服装の価値観タイプ5つ)

・経済的価値観:費用対効果や投資効果を重視する経済観念の高いタイプ。

・社会・権力・所属の価値観:立場を表す、権力を誇示する、社会での所属を明らかにすることを重視するタイプ。

・審美的価値観:見た目、ビジュアル重視のタイプ。

・ユニーク性の価値観:クリエイティブ思考、人と違うことが好き、冒険や探究心を重視するタイプ。

・感覚的価値観:肌の末梢神経が敏感で肌触り、着心地を重視するタイプ。

あなたが服や装いを選ぶときの価値観を棚卸ししてみましょう。

服装の価値観タイプ

あなたの服装の価値観はあなたにとっては当たり前、普通のことですよね。しかし、価値観が近い人もいれば、全く違う価値観の人もいます。価値観を知ることは、自分を知るきっかけになります。

なぜ、自分の価値観を知ることが大切かというと、自分の傾向を考慮でき、自分の価値観をどこかに入れることで「あなたらしさ」を残せるからです。その上で、その日の大切なビジネスシーンの相手に配慮したベストな「戦闘服」を選びましょう。

会社の品格やミッション、シーンに必要な服や装いを選び、身だしなみを整えることは、教養ある人に見えるだけでなく、社会の中での役割や地位、専門性を印象として無言で相手に説明してくれます。

印象は言葉を発しませんが、とても雄弁ですよ。最後はビジネススタイルとしての棚卸しです。

10個の質問を5段階で自己採点して、グラフに書き込みましょう!

「よくあてはまる(5)、あてはまる(4)、どちらともいえない(3)、あまりあてはまらない(2)、まったく意識していない(1)」

Q1. 会社の格や品と一致した、もしくは、品格を上げる装いですか?

Q2. 職種や専門性を相手が見て感じることができる装いですか?

Q3. 役職のレベルに合った装いですか?

Q4. 自分だけでなく、周りから見ても仕事がしやすいと思われる装いですか?

Q5. 営業日に、もし会社の外でクライアントに遭遇した際でも、相手に信頼感や安心感を与えられる装いですか?(制服がある方は通勤服)

Q6. プライベート用ではなく、その日の一番重要な仕事がスムーズに進むために選んだ装いですか?

Q7. サイズは合っていますか?

Q8. 会社のドレスコードを守っていますか?

Q9. カジュアルスタイルの場合、ジャケットを羽織れば様になる装いですか?(制服や作業着の方は飛ばしてください)

Q10. 急な来客用に社内にジャケットやネクタイなど準備していますか?(制服や作業着の方は飛ばすか、清潔な着替えを準備しているかで判断してください)

ビジネススタイル10

3つのセルフチェックを行ってみて、何か気付きはありましたでしょうか? 「セルフチェック3」の点数の低いところは今後の改善ポイントです。ぜひ、点数を上げる取り組みを行ってください。

服装の威力を知っているか、知らないかで、人の存在感は違って見えます。個性が強過ぎても無個性でも、人物の魅力を隠してしまい、正しい評価を受けることが難しくなります。主役はあなたです。あなたを引き立て、ビジネスを後押ししてくれる「戦闘服」を選んでください。

年齢や立場が変われば、選ぶ服も装いも変わります。定期的なセルフブランディングの見直しをお勧めします。

「清涼感ある印象をまとうビジネススーツの基本」も合わせて覧ください。

最後まで、お読みくださいまして、誠にありがとうございました。日々の振る舞い、発言、行動の積み重ねが、あなたの印象をつくります。本来のあなたのポテンシャルに近づくために、印象で損しないために、ぜひ、印象のセルフマネジメントを一緒に意識し続けていきませんか?